かれこれ4年近く経ちましたでしょうか。ペルーでの約2ヶ月にわたる調査を終え、これから約3週間をかけてペルーの北部一帯を周遊しようと計画を立てたとき、思い浮かんだのが隣国エクアドルはクエンカへの旅でした。そもそもペルーでの90日間のビザなし滞在許可期間を更新するという目的もあったわけですが、それほど遠からずかつインカの遺跡が残るということ、また世界遺産の街という響きの良さであっさり決定。ペルー北部のトゥンベスという町からコレクティーボで国境へ、国境を越えてからはバスで約6時間かけてクエンカに到着しました。
クエンカ(正式名称:サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカ)はエクアドル第3の都市で、知る人ぞ知る世界遺産の街です。標高約2500mに位置するクエンカは年間を通じて春や秋のような穏やかな気候です。(私が訪れた時は9月でしたがどんよ~りと少し雨模様でした。)
クエンカは、スペイン植民地時代に築かれた街並みがよく残るレトロな街。石畳の道路、塔のある教会、大理石や漆喰の建物…そうまさしく中世ヨーロッパの街並みを彷彿とさせる美しい街です。
 
夕闇のカテドラル…うーん神秘的 クエンカの街並み① クエンカの街並み②
人口の多くをインディオが占めるクエンカでは、物売りをするインディオの女性達もよく目にし、まるで当時の時代にタイムスリップしたかのようです。こうした歴史的な街並みがよい状態で保存されていることから、1999年「サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカの歴史地区」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。教会などの建物は夜になるとライトアップされ、周辺にはお洒落なお店も多数…。(調べたとこによるとクエンカには映画館や室内プール、スポーツジムなどもあるそうですよ!クエンカあなどるべからずです!)クエンカに到着したら早速街歩きに出かけましょう!
さてさて時間に余裕がある人、もしくは植民地時代よりもうちょっと歴史を遡りたい人は是非「インガピルカ」遺跡まで足を延ばしましょう。遺跡の名前からも想像できるかと思いますが、インガピルカはそうあのインカの遺跡です。(※インカ帝国は最盛期にはエクアドル・コロンビア国境付近からチリ北部まで版図を拡げていました。)インガピルカ遺跡へはクエンカからはバスで2時間ほど。標高3500mにあるため展望も美しく、遺跡ではアルパカちゃん達がゆーったり歩いています。遺跡中央にある太陽の神殿(Templo del sol)は、インカ時代の遺跡に見られる石造建築の技法が使われており、その姿はクスコやマチュピチュの太陽の神殿に共通します。神殿群手前には段々状の構造物があり、これらはアンデス高地でよく見られる独特の耕地有効利用法です。遺跡入り口には、小さいですが博物館とお土産物屋がありますので是非とも立ち寄ってみましょう。博物館手前にはカフェもありますので、移動で疲れた体を休めるのにもうってつけです。
 
インガピルカ全景 with アルパカ 太陽の神殿中心部 カミソリの刃一枚も通さない…?!
さぁ、あなたもパラレルワールド・クエンカの旅へVAMOS♪
by Helio
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