暑さも和らぎ過ごしやすくなってきた今日この頃、もう秋の香りもし始めましたね。
そこで今日は多少フライング気味に芸術の秋、映画のお話を徒然とさせていただきたいと思います。
後半脱線気味に無駄に長くなってしまっておりますので、予めご容赦くださいませ。
さて、今年も第五回目を迎えるスペイン・ラテンアメリカ映画祭が9月11日(火)から9月17日(水)に東京・新宿で、9月19日(金)から9月23日(火)に大阪・難波で開催されます。
日本公開がないような世界の映画祭で注目のスペイン・メキシコ・ブラジルはもちろんボリビア、ウルグアイなどからの映画作品も見ることのできる貴重なイベントですので、お近くの方は是非訪れてみてください。
昨年は数本見た中で『マチューカ』というチリの独裁政権時代の映画がすばらしかったのですが、日本公開どころかDVDさえ発売されてないので、もう見ることは難しいかもしれません。
と、こういうこともあるので、是非この機会をお見逃しなく!
(個人的には『コカレロ』と『法王のトイレット』を見てみたいなと。詳しくは下記サイトにて)
http://www.hispanicbeatfilmfestival.com/
ラテンアメリカ映画といっても日本ではミニシアターを中心に公開され、全国公開されるような作品はほとんどありませんので、正直あまりピンと来ない方が多いと思いますが、最近ではメキシコが有名な監督、俳優を輩出しているように思います。
07年度のアカデミーショー三部門受賞の『パンズラビリンス』や日本でもいろいろな意味で話題になった『バベル』などメキシコ人監督によってとられた作品です。
ハリウッド作品にも多くのメキシコ人監督、俳優が参加してますので、彼らを探していろいろな作品をみるのも面白いかとおもいます。
個人的なラテンアメリカ映画の傑作と言えば、やはり『モーターサイクルダイアリーズ』かと思っております(製作はイギリス、アメリカの競作ですが、監督、キャストは南米人です。)。
カストロと共にキューバ革命を成功させたチェゲバラが、青春時代に南米を旅したときに書いた日記を元に作成された映画です。
なんといっても中南米の魅力的な土地が数多く映し出されており、アルゼンチンのパンパ、チリ・アルゼンチンのパタゴニア北部の国境地帯の湖、アタカマ砂漠、マチュピチュ、イキトスなど巡る二時間弱の旅に出ることができます。
ロードムービー好き、バイク好き、チェゲバラのファン(ファンという表現が正しいのかは分かりませんが)、イケメン好き(主演のガエル・ガルシア・ベルナル、ラテンの男前です!)など様々な方にお勧めの作品です。
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/m_cycle_diaries/index.shtml
余談ですが、この冬には『モーターサイクル…』の音楽を担当したアルゼンチン人GUSTAVO SANTAORALLA(グスダーボ・サンタオラージャ)氏が率いるエレクトロ・タンゴグループBAJOFONDO(バホフォンド)の来日が決定しています。
2006年、2007年と連続でアカデミーショーの音楽賞を受賞した音楽家で、タンゴと、エレクトロ、ハウスなどの現代音楽が混在した南米の最新音楽をお楽しみいただけるはずです。
これは是非行きたい!!
http://www.conversation.co.jp/schedule/bajofondo/
また、彼が、『モーターサイクル…』のブラジル人監督ウォルター・サレスと再タッグを組んだ作品、アルゼンチンタンゴのドキュメンタリー『カフェ・デ・ロス・マエストロス』が来春には公開予定です。
こちらはキューバ音楽家のドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のアルゼンチンタンゴ版として楽しんでいただけるようなので、タンゴファン、ワールドミュージックファンには必見の作品になるでしょう。
さらには、今週末(8月30日)からブラジルのファベーラ(スラム)を描いた衝撃作『シティ・オブ・ゴッド』の続編、『シティ・オブ・メン』が全国公開が開始されます。
こちらは比較的大きな映画館でも見れると思いますが、前作は多少刺激的でしたのでその辺は映画レビューサイトなどをみてご判断下さい。
http://cityofmen.asmik-ace.co.jp/
さて、まだまだ続きます。
先日のカンヌ映画祭で東欧出身のエミール・クストリッツァ監督のアルゼンチンサッカーの英雄のドキュメンタリー『マラドーナ』の上映され、賛否両論だったみたいです。
日本公開はまだ未定ですが、こちらも首をして待ちたいと思います。
さらにさらに、上でご紹介のグスターボ・サンタオラージャが英国のビックバンドRADIOHEADとの競作で、キムタク出演(!?)の韓国映画『I Come with the Rain』(2009年公開予定)の音楽を担当するとこのとで、ロックファンにも楽しみな競演が期待できるかもしれません。
内容は今のところさっぱりわかりませんが。。。
以上つらつらと書きましたが、いやはやなんとも楽しみな秋~春になりそうですね。
ポニョや20世紀少年も良いですが、ラテンな芸術の秋も是非是非お楽しみ下さい!
(C.M)
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