| 国名 |
エクアドル共和国(Republica de Ecuador) |
| 言語 |
公用語はスペイン語ですが、先住民のほとんどはケチュア語やヒバロ語などを話します。
(一般的にホテル及び観光地帯等では英語を話すスタッフがおります)。 |
| 時差 |
日本との差は-14時間、ガラパゴス諸島のみ-15時間。
(サマータイムの実施はありません)
日本が昼12時の場合、現地では前日の夜22時(ガラパゴス諸島は夜21時)となります。 |
| 気候 |
エクアドルは大まかに3つの地域に区分される。
海岸地方(COSTA) 代表都市:グアヤキル市
赤道直下の熱帯の低地にありながら、冷たい海流の影響で比較的穏やかな気候と降雨に恵まれています。年間平均気温は25~28度で、雨期と乾期に分かれます。乾期の5~11月の平均気温は25度前後、12~4月の雨期は蒸し暑く平均気温は31度にもなります。
中央アンデス地方(SIERRA) 代表都市:キト市、クエンカ市
雨期(10~3月)と乾期(4~9月)に分かれます。赤道直下にありながら標高が高いため年間の平均気温は14~19度で、年間を通じて春のような快適な気候です。
東部熱帯低地(ORIENTE) 代表都市:特になし
高温多湿の熱帯ジャングルで、年間を通じて雨が降り、年間の平均気温は25度前後と蒸し暑さが続きます。 |
| 服装 |
キト市など標高の高い山岳地帯では、朝晩かなり冷え込む恐れがありますので厚手の上着は必要です。上着は途中、着脱できるものが良いでしょう。出来れば重ね着をする恰好が気温調整も踏まえベストといえます。一方、グアヤキル市やガラパゴス諸島では、一年中20度を越えるので軽い軽装で充分です。ただし、夜に少し涼しいと感じることもありますので、薄手のシャツかジャケットがあればベストです。
全体としてカジュアルな服装で構いません。夕食など上着、ネクタイなどの必要なところは殆どございません。 |
| 電圧 |
110ボルト、60ヘルツ仕様
 平2つ穴Aタイプ(異なる場合もございます)。 |
| 国際電話 |
●日本から現地に電話をかける場合
際電話会社の番号が最初に必要です。(マイライン登録をされている場合は不要)
+010+593(エクアドル国番号)+2(キト市外局番)+市内番号
*各都市市外局番 7:クエンカ、3:リオバンバ、4:グアヤキル、ガラパゴス諸島:5 ●現地から日本へ直接かける場合
00+10~16(電話局の番号)+81(日本国番号)
+市外局番(最初の0は不要)+ 市内番号
例えば 03-1234-5678にかける場合
00+10+81+3+1234-5678
*日本との時差にご注意下さい。(-14時間)(ガラバゴス諸島は-15時間)
*国際電話は公衆電話からかけることはできません。ホテルまたは電話局からかけます。
電話局からの場合、料金は先払いとなります。どこへ、どれくらいかけるのかを聞かれ、その分の料金を支払います。時間が経つと自動的に切れるのでご注意を。 |
| 通貨 |
通貨の単位はUSドル(US$)。その下はセントCENT(¢)となります。コインのみエクアドルドルが発行されています。日本にてUSドルに両替してお持ち下さい(できるだけ小額のUSドルが便利)。日本円は現地では通用しません。現地通貨への両替は空港、銀行、両替所及びホテルにて可能です。また、日本円の現金、トラベラーズチェックの両替も一部の銀行でのみ可能です。クレジットカードにつきましては、殆どの都市で利用可能となっております。(JCBは現地では流通しておりません) |
| チップ |
欧米同様一般的にホテルでのポーターやレストランなどで食事の際チップを支払う習慣があります。
おおよその目安は
| ホテルポーター(荷物1個に付き) |
1.00USドル |
| ホテルメイド |
1.00USドル |
|
| 飲み水 |
水道水は飲めません。
ホテルの冷蔵庫に入っている氷も同様に注意が必要です。ミネラルウォーターを持ち歩くことをお勧めします。(ホテル及び市内売店等々にて購入が可能)尚、ミネラルウォーターには炭酸ガスが含まれているものとそうでないものがございますので購入の際、ご注意下さい。見分け方としてペットボトルを軽く押さえて弾力がないほうがガス無しとなります。
表記はSIN GASと明記されております。 |
| 高山病 |
キトの標高は2800メートルを超えるため当然の事ながら空気が薄くなります。そのため一時的に高山病の症状に悩まされますが徐々に順応してきます。まず、予防としては当日までの体調管理、また高地では決して走らない、急がないを徹底する事です。勿論、それでも何割かは自覚症状が出る方がいます。典型的な症状としては頭痛、めまい、食欲不振などです。対策としましては、高地ということもあり、通常より身体から水分が失われております。喉の渇きが出る前にまず水分を取るよう心がけましょう。平地の場合、一日2リットルの水分補給が必要とされておりますが、高地ではその倍4リットルを目標に。また血行をよくすると悪いので暴飲暴食をひかえ、食事は6~7分めを目安にしておくことをお勧めいたします。熱い風呂も控えたほうがよいでしょう。アルコール及び喫煙も控えることをお勧めします。頭痛の場合には普段飲みなれている頭痛薬を服用することで軽減できます
症状がひどい場合は外見からでは判断しにくいものですので早めにお申し出いただいたほうがよいでしょう。 |
| 治安 |
ご心配な点もあるかと思いますが、基本的には欧米の都市と同程度の治安状況です。特に他地域と比べてとりたてて、観光客が巻き込まれる強盗などが多くはございません。但し、空港やホテルなどの観光客が多く集まる場所での置き引きは多いですので、いつ、いかなる時もご自分の荷物から目を離すことの無いように十分ご注意ください。また、もちろんご旅行中は過度の装飾品や高価な時計などは置き引きなどに目を付けられやすいのでお勧め致しません。
外務省 海外安全ホームページ はこちら
| ●在エクアドル日本大使館(Embajada del Japon) |
| 住所: |
Avenida Amazonas y Calle Arizaga, Edf. Amazonas Plaza, Piso 11,
Quito, Ecuador |
| 電話: |
02-2278-700 |
| FAX: |
02-2449-399 |
|
| 査証 |
3ヶ月以内の滞在であれば、観光、商用を問わず査証は必要ありません。 パスポートの有効残存期間が6ヶ月以上あること。 ※事前の予告なく変更されている場合もございますので必ずご旅行前に各自領事館などへご確認下さい。 |
| 予防接種 |
■黄熱病予防接種証明書に関する規定改訂■2025年5月12日~
黄熱病の蔓延防止と制御を強化するため、にエクアドルに入国する際には「黄熱病国際予防接種証明書(イエローカード)」の提示が義務付けられております。
この要件は、以下のいずれかに該当する旅行者に適用されます:
【対象となる旅行者】
・ペルー、コロンビア、ボリビア、ブラジルの国籍を有する方、またはこれらの国に居住されている方
・上記の4カ国を経由または訪問し、10日以上滞在されたすべての方(国籍や居住地に関わらず)
・エクアドルのアマゾン地域(スクンビオス、オレリャナ、ナポ、パスタサ、モロナ・サンティアゴ、サモラ・チンチペ)への
渡航を予定しているエクアドル国籍の方またはエクアドル居住者
※なお、コンゴ共和国およびウガンダからの渡航者については、従来どおり接種証明書の提示が必要です。
【注意事項】
黄熱病ワクチン接種証明書には、渡航日の少なくとも10日前にワクチン接種が行われたことが明記されている必要があります。
黄熱病ワクチンは一度の接種で生涯にわたる免疫が得られるため、再接種は不要です。
なお、指定された国々(ペルー、コロンビア、ボリビア、ブラジル)を経由せずに、日本からエクアドル(ガラパゴス諸島、キトなど)へ渡航されるお客様につきましては、黄熱病予防接種証明書の提示は不要。エクアドルは黄熱病の流行国に指定されています。旅行経路(経由国)によっては、出入国時に黄熱病の予防接種証明書の呈示が要求されます。
また、地方への旅行や長期滞在の場合には、一般に黄熱、A型肝炎、破傷風、狂犬病などの予防接種が勧められます。
予防接種は、これまでの予防接種歴、滞在期間、旅行形態、出発までの期間でかわりますので、詳しいことはお近くの検疫所に問い合わせてください。
厚生労働省 海外検疫情報 はこちら |
| 出入国 |
エクアドル入国時、現在出入国カードは不要です。また申告物がなければ税関申告書も提示は不要です。
*ガラパゴス入島時は以下の2つの事前お手続きが必要です
①トランジットコントロールカード(TCT)
ガラパゴス諸島へご渡航の際には、トランジットコントロールカード(通称:ツーリストカード)の取得が必要です。
現在、オンラインにて事前取得が可能となっております。
【ガラパゴス諸島:トランジットコントロールカード(TCT)について】
・TCTは入島時に必須であり、オンライン事前登録済みの場合でも、出発当日に空港のTCT窓口でパスポートと併せて提示する必要があります。
・オンライン申請には、申請者1名につき1つのメールアドレスが必要です。
・事前登録後、カードは印刷またはスマートフォンに保存のうえご携行ください。
・費用はUSD20.00(2025年11月現在) ・当日空港での購入も可能ですが、混雑により長時間待機となる場合があります。
・1月など繁忙期は特に列が長く、搭乗時間が逼迫する可能性があります。
・当日はカード(紙またはデジタル)、パスポート、往復航空券をご提示ください。
・オンライン申請が困難な場合は、空港窓口にて現金で購入可能ですが、メール受信のためインターネット接続が必要です。
リンクはこちらhttps://siig-registro.gobiernogalapagos.gob.ec/index.php?cargar_modulo=tct/emitir/
②ガラパゴス入島時の「持込品の宣言書」
2024年12月1日よりガラパゴス諸島入島時に提出する持ち込み品の宣誓書(DECLARACIÓN JURAMENTADA DE MERCANCIAS)が、紙媒体からデジタル仕様へと変更されました。
ガラパゴス諸島入島の48時間前までに、以下のリンクにアクセスいただき、お客様情報を入力のうえ、登録を完了していただく必要がございます。
宣誓書登録リンクはこちら https://declaracion.abgalapagos.gob.ec/declaracion
*1万ドルを超える現金を所持している場合、所持現金申告が必要です。 |
| 祝祭日 |
| 1月 |
1日 |
元旦 |
| 2月 |
15日~16日 |
カーニバル |
| 4月 |
2日 |
聖金曜日 |
| 5月 |
1日 |
メーデー |
| 24日 |
ピチンチャ戦勝記念日 |
| 7月 |
24日 |
シモン・ボリーバル出生記念日 |
8月 |
13日 |
独立記念日 |
| 10月 |
9日 |
グアヤキル独立記念日 |
| 12日 |
コロンブスの日 |
| 11月 |
2日 |
死者の日 |
| 3日 |
クエンカの独立記念日 |
| 12月 |
6日 |
キト祭 |
| 25日 |
クリスマス |
|
| 名物料理 |
| カングレホ |
グアヤキルの名物で、マングローブガニを茹でたもの。 |
| エンサラダ・デ・カマロネス |
サラダ、茹でエビとポテトのマヨネーズ&サワークリーム和え。 |
フリターダス |
揚げ料理の盛り合わせ。豚のから揚げや揚げバナナなど。 |
バベジョン・クリオージョ |
アボガドとチーズ入りのポテトスープ。とてもクリーミーな味わい。 |
ロクロ・デ・ケソ |
干しぶどうやトマトなどを入れたチキンライス |
クイ |
クエンカなど山岳地帯の名物で、クイ(モルモット)を揚げたもの。 |
|
| お土産 |
アルパカ製品やポンチョ、ショールなどの布製品、ケーナやサンポーニャ等の楽器の他、エクアドルで発祥したパナマ帽等もお勧め |