国名 メキシコ合衆国 (Estados Unidos Mexicanos)
言語 公用語はスペイン語ですが総人口の2割近くを占める各先住民族は、各々独自の言語を持ち使用しています。一般的に英語の通用度は低いですがカンクンやロスカボスなどの観光地では英語が通じます。
時差 国内で4つの時間帯にわかれています。
メキシコシティ、メリダ、グアナファトなど大部分は日本の-15時間。
南バハカリフォルニア、ナジャリ、ソノラ各州では日本の-16時間。
ティファナなど北バハカリフォルニア州では日本の-17時間。
カンクンのキンタナ・ロー州では日本の-14時間。

4月の第1日曜日~10月最終土曜日はサマータイムが実施され、メキシコシティなどでは日本の-14時間となる。
※カンクンはサマータイムが導入されておりません。
気候

日本と同様北半球に位置するため、暑い時期、寒い時期は基本的に同じとなります。
しかし、乾季(10月~5月)と雨季(6月~9月)にわかれています。
メキシコシティなどの高地やロスカボスなど砂漠に囲まれた地域は基本的に湿度が少ないので夏でも木陰に入れば涼しく、朝晩は冷え込みます。
紫外線が強いのでお肌を守る為に日焼け止めはお忘れなく。

服装 上記を踏まえ、ご用意いただく服装としては、内陸部では日中は暑く朝晩は冷え込みますので夏場でも長袖は必要です。但し一日のなかでも寒暖の差が激しいので観光の途中に着脱しやすい服装が良い。出来れば重ね着をする恰好が気温調整も踏まえベストといえます。中級以上のレストランではサンダルやTシャツ短パンは避けましょう。
電圧
110ボルト、60ヘルツ仕様
スマートホンやデジカメの充電器など100v~240vまで対応の機器でしたら変換プラグのみで変圧器は不要です。
確認方法はこちらhttps://www.t-latino.com/img/blog/201009162044000.jpg

(形状:平2つ穴 Aタイプ)
国際電話 ●日本から現地に電話をかける場合
国際電話会社の番号が最初に必要です。
+010+52(メキシコ国番号)+55(メキシコシティ市外局番)+市内番号
*各都市市外局番 998:カンクン / 999:メリダ / ロスカボス:624
●現地から日本へ直接かける場合
00+81(日本国番号)+市外局番(最初の0は不要)+市内番号
例えば 03-1234-5678にかける場合
00+81+3+1234-5678
*日本との時差にご注意下さい。(-14時間~-17時間)
通貨

通貨の単位はペソPESO (N$)。ペソの下はセンタボ CENTAVOとなります。$表記は米ドルと混同しないようご注意ください。
現在ドル両替の規制が強化され、両替所では制限付にて両替可能、市内(ホテルやレストラン)ではUSドル使用不可となっております。
日本円は現地では通用しませんので、成田空港内の銀行で日本円からメキシコペソに両替して頂くか、ユーロやカナダドルへ両替しておく事をお勧めします。
メキシコの両替所では、外国人は1ヵ月で最大US$1,500.00までという両替の上限金額が設定されております。 
通常の観光ではあまり支障はありませんが、買い物を沢山される方はVISAやMASTERのカード利用をおすすめ致します。

但し、カンクンではUSドルの通用度は高く、ほとんどのレストランやホテルなどの施設で使用することができます。
クレジットカードにつきましては、都市部でしたらアメリカや日本並みに利用可能となっております。クレジットカードが利用できるお店であれば、ビザとマスターは大抵使用可能ですが、アメックスは不可のお店がありますのでご注意下さい。

チップ 欧米同様一般的にホテルでのポーターやレストランなどで食事の際チップを支払う習慣があります。おおよその目安は
ホテルポーター(荷物1個に付き) 1.00USドル
ホテルメイド 1.00USドル
飲み水 水道水は飲めません。
ホテルの冷蔵庫に入っている氷も同様に注意が必要です。ミネラルウォーターを持ち歩くことをお勧めします。(ホテル及び市内売店等々にて購入が可能)尚、ミネラルウォーターには炭酸ガスが含まれているものとそうでないものがございますので購入の際、ご注意下さい。見分け方としてペットボトルを軽く押さえて弾力がないほうがガス無しとなります。
表記はSIN GASと明記されております。
治安 ご心配な点もあるかと思いますが、基本的には欧米の都市と同程度の治安状況です。ただしメキシコシティでは昼夜を問わず充分に注意が必要です。空港やホテルなどの観光客が多く集まる場所での置き引きは多いですので、いつ、いかなる時もご自分の荷物から目を離すことの無いように十分ご注意ください。また、もちろんご旅行中は過度の装飾品や高価な時計などは置き引きなどに目を付けられやすいのでお勧め致しません。必要最小限のお金のみ持ち歩くようにしお金は分けて持つようにしてください。またメキシコシティでは流しのタクシーの利用は避けましょう。多少割高でもホテルとの契約のあるタクシーを呼んでもらうようにしましょう。カンクンなどは夜でも比較的安全ですが、人気のないところへは行かないようにし、夜は一人で出歩かないようにしてください。基本的なことを気をつければまず問題はありません。

外務省 海外安全ホームページ はこちら
●在メキシコ日本大使館(Embajada del Japao)
住所: Paseo de la Reforma No. 395, Col. Cuauhtemoc, 06500,Mexico, D.F., Mexico
電話: (55)5211-0028
FAX : (55)5207-7743
営業時間: 9:15~13:15,15:00~18:15
休館: 土、日曜日
査証 観光目的(180日以内の滞在)の場合、査証は必要ありません。パスポートの残存期限は滞在日数以上必要です。
※事前の予告なく変更されている場合もございますので必ずご旅行前に各自領事館などへご確認ください。
■入国審査自動化ゲート導入■
2023年08月7日より対象国に日本が追加されました。
 ※アエロメヒコ発着ターミナル2では未だ有人ブースでの対応です(2024年2月現在)
追記:自動化ゲート通過の際に「レシート型の出入国カード」が発行されますので必ずお受け取りいただき、メキシコ出国まで無くさないようにお持ち下さい。
紛失または受け取り忘れた場合罰金として$600ペソ(約USD40.00)支払が必要です。
ただし、観光、短期商用等の180日以内の報酬を得ない活動を目的とする場合のみ利用が可能です。
長期滞在資格をお持ちの方は、自動化ゲートを利用すると後で資格変更の手続きを行う必要が生じますので、通常の有人ブースで入国審査を受けるようにしてください。
2022年12月15日より、メキシコ国内すべての国際空港において『出入国カード』(FMM)の記入用紙が廃止されております。
これに伴い、出入国の記録はパスポートにて管理することになります。
予防接種 入国時に要求される予防接種はありませんが、地方への旅行や長期滞在の場合には、一般にA型肝炎、破傷風、狂犬病などの予防接種が勧められます。予防接種は、これまでの予防接種歴、滞在期間、旅行形態、出発までの期間でかわりますので、詳しいことはお近くの検疫所へお問合せください。詳しくは下記厚生労働省 検疫情報をご参照下さい。
厚生労働省 海外検疫情報 はこちら
祝祭日

◆印は法定休日 ◇は慣例休日

1月 1日 ◆元旦
2月 5日 ◆憲法記念日
3月 21日 ◆ベニート・ファレス誕生日
3〜4月 イースター(*毎年流動する祭日)
5月 1日 ◆メーデー
5日 ◇プエブラ戦勝記念日 
10日 ◇母の日
9月 16日 ◆独立記念日
10月 12日 ◇アメリカ大陸発見の日
11月 2日 ◇死者の日
20日 ◆メキシコ革命記念日
12月 12日 ◇グアダルーペの日(メキシコ・シティ)
25日 ◆クリスマス
名物料理
タコス とうもろこしを練り込んで焼いたトルティーヤに色々な食材をはさんで食べます。
元来軽食の部類の大衆料理でサンドイッチ感覚で食べられています。
サルサ(素材) メキシコ料理の基本はやはりサルサと呼ばれるトウガラシが入った辛いソース。
肉料理、シーフード、卵料理など全ての料理によく使われます。
主なものとしてサルサメヒカーナ、サルサロハ、サルサベルデがあります。
フリホーレス(素材) うずら豆を長時間煮込みスパイス、塩などを加えたペースト状のソース
ワカモーレ(素材) アボカドベースとしたペースト状のソース
モレ・ポブラノ やわらかく煮込んだ鶏肉にさまざまな品種のトウガラシ、ハーブにシナモンアーモンド、それに重要なスパイスであるチョコレートをあわせて煮込んだモレソースをかけたプエブラ地方の家庭料理。一度食べたら病みつきです。
このモレソースは各家庭で異なった独自のレシピが存在します。
コチニータ・ピビル 代表的なマヤ料理でトウガラシやアチョテと呼ばれるベニノキの実ハーブを使い、酢で漬け込んだ豚肉をバナナの葉で石蒸し焼きにした料理。
ソパ・デ・リマ 蒸し暑いユカタンならではのライムをふんだんに使った料理。疲労回復にどうぞ。
お土産 テキーラ(リュウゼツランの蒸留酒)、陶器(プエブラ地方が有名)、銀製品(世界一の銀産出国)ソンブレロ、織物、置物など。