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概略

ペルーの南部に位置し、標高3,850m、アンデス山脈のほぼ中央にあたります。プーノの町を語るには何といっても汽船の航行する湖では世界一高地にあるチチカカ湖ははずせません。また、インディへナ人口の割合が大きく、民族衣装を着た人々が町に溢れ、どこからともなくフォルクローレが聞こえてきそうです。皆さんが抱く、アンデス、ペルーのイメージにもっとも近い町ではないでしょうか?

アクセス

空路

プーノ市内には空港は無く、最寄の空港はフリアカ空港となる(Juliaca)。
リマからのフライトは現在午前便1便、午後便2便のみとなっております。
クスコからもフライトがありますが天候により運休される可能性が高いのでクスコからのアクセスについては陸路をオススメします。

◎主な航空会社
ランペルー航空(LP)

フリアカ空港からプーノ市内までは約45分。市内へはアクセスはタクシーが一般的。

鉄道

鉄道クスコよりフリアカ経由にて週3便観光列車が運行されています。

往復とも月・水・土曜日が運行日。380㎞の行程を10時間かけてゆっくり移動します。オリエントエクスプレス資本の列車ですので車内の設備、サービスも充実しています。ただし人数が少ない場合には運休となる場合があるので注意が必要。必ず事前に予約をして催行状況を確認しましょう。

陸路

クスコからのアクセス

こちらは数社バス会社が運行していますが一般的なものは朝8:00発⇒17:00着。 英語ガイドが1名同行し、途中インカ、プレインカ時代の遺跡にも立ち寄る事ができます(入場料別途)。マチュピチュほどの規模ではありませんがまた違ったペルーの側面に触れることができる体験型ツアーです。

陸路◎主なバス会社
インカエクスプレス社(INKA EXPRESS)

ラパスからのアクセス
ボリビアとの国境に位置するチチカカ湖を横断する船を利用する観光ツアーが出ています。水中翼船(HYDROFOIL)および双胴船(CATAMARAN)の2つの会社が運行しており、一般的にはボリビア側コパカバーナまでは陸路(バス)移動となりそこからボートに乗船しチチカカ湖を観光するプランとなります。(途中太陽の島や月の島を訪問、またボリビア側のウロスイルイストス島と呼ばれる浮島訪問プランもございます。
また観光ツアー以外にも、路線バスが出ています。こちらもコパカバーナ経由が一般的です。ただし路線バスなので観光する要素は含まれません。ともかく料金を安く押さえるにはこちらがオススメ。

◎主なバス会社
オルメーニョ社(ORMENO),.クルスデルスール社(CRUZ DEL SUR)

気温

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
気温(H) 16 16 14 14 14 15 15 13 15 15 15 17
気温(L) 6 5 5 4 5 2 -2 -2 -2 2 3 5
降雨量 167 210 105 40 0 2 4 18 15 96 94

95

*(H) = 平均最高温度 / (L) = 平均最低温度
*降雨量(mm)で表記

ペルーの南部アンデス山脈のほぼ中央に位置し、標高3,850M。雨期(11~4月)と乾期(5~10月)に分かれます。日中は高地による紫外線が強く気温も上がるが、朝晩は一桁台以下で冷え込みますので防寒具のご用意をお忘れなく。

観光スポット

◆チチカカ湖 (lago titicaca)

インカの初代皇帝マンコ・カパックが妹のママ・オクリョとともにチチカカ湖に現れ太陽の島に降り立った
という伝説があります。琵琶湖の約12倍といわれる大きさでペルーとボリビアの2カ国にまたがっています。
どこまでも続く蒼い湖は見ているだけでとても神秘的です。

◆ウロス島 (Uros island)

プーノの港から船に乗り30~40分するとウロス島に到着します。ウロス島はチチカカ湖に浮かぶトトラという葦で作られた浮き島です。ウロスの人々の生活にトトラはかかせないものです。トトラは住居となり、食物となり(食べるとネギのような味がします。)船として人々の足となります。
チチカカ湖には大小あわせて40ほどの浮島があります。
大きな島には学校や教会もあり、ウル族の人々の生活を垣間見ることができます。
アクセス:プーノよりボートにて
英語混載ツアー:午前のみ催行(09:00~)、プライベートであれば午後も可能

◆シユスタニ遺跡(Sillustani)

プーノから32km。フリアカ空港に行く途中にプレ・インカのチュウラホン文化からインカ時代にかけて
造られたとされる石塔の墓がある。ここの石は磨きあげた石や丸石などを積み上げて造られている。
塔の東側に小さな窓があり、冬至(6/21)の日に太陽が差し込むように作られている。
アクセス:プーノより陸路
英語混載ツアー:午後のみ催行(13:30~)、プライベートであれば午前も可能

◆タキーレ島(Taquile)

プーノの港から約3時間半ほどのチチカカ湖上にタキーレ島はあります。
通常、ウロス島とタキーレ島を訪問する終日観光ツアーに参加し訪問する形が一般的。
島ではケチュアの人々が昔ながらの生活をおくっています。
人々は主に織物などの手工業と農業で生計を立て、島のいたるところで男性が編み物をする姿が見られます。
島には電気も水道も無く自給自足で物々交換の生活をしています。農業はインカ時代からのやり方で行われています。
尚、現在のところホテルなどの事前手配可能な宿泊設備はありませんので、宿泊を希望の場合は事前にご相談下さい。
アクセス:プーノよりボートにて3時間半
英語混載ツアー:終日(07:30~)

◆アマンタニ島(Isla Amantani)

プーノから約4時間、タキーレの北側に位置する小さな島です。タキーレ島と同様、人々は織物や農業、漁業などで
生計をたてています。人口は約4000人です。紀元前から人が住んでいたとされており、プレ・インカの遺跡もある。
人々が観光で訪れるようになったのはつい最近のことです。マヨール広場から2ブロック。
リマで始めてミサを行なわれた教会。ペルーの守り神、聖女メルセーが祭られている。
アクセス:プーノよりボートにて4時間半