カバック終日ツアーに行ってみた！エンジェルフォールを空から見てみよう編（ベネズエラ）

2016.05.25: スタッフブログ,泉のちょっとそこまで行ってきた,世界遺産,ベネズエラ

カバック終日ツアー（混載ツアー）に参加してみた！

グループ（4人以上）の参加でないと、事前に出発保証は難しい。もちろんセスナ機をチャーターすれば出発は保証されるが、6人分～のツアー代金を一人で払うことになるため、かなりの高額出費となってしまう。少人数での個人旅行者にとっては悩みどころだ。私は一人参加の為、事前のギャランティーなしで運に任せた！といっても20時間以上もかけて行くのだからやっぱり見たい。高額を覚悟しつつ、他に参加者が集まることを切に願いながら出発2日前まで待った。

ガイドさんからグッドニュース！結局私を含め7人あつまった。いろんなロッジに掛け合って希望のお客様を集めてくれたのです。良かった！

ツアーのスタートはいきなりのメイン！カナイマの空港からセスナでカバック村へ向かいます。

カナイマの空港にはオーバーフライトを待つお客さん、カラカスやプエルトオルダスに向かうお客さんでいっぱいでした。搭乗手続きは・・手書きのノート。笑　名前とパスポート番号を控えて　っと・・・。　それで終了かいな。

手続きの後、なんだーかんだー待たされて（なぜ？）いよいよ出発です。

一緒に乗ったのは韓国からのご夫婦とガイドさん、それからスペインからの親子3人と私の6人。

そして私は緊張の助手席に！変な所に触らないようにしないと・・・(゜o゜)

セスナが飛び立って間もなく！想像を絶する雄大な景色が目の前に広がります。本当に周りに誰がいようと関係ない、わ～すご～い！すご～い！わわわスゴ～イ！すごいしか出てこない。天気が良いこととも重なって最高に気持ちがいい！昔はここからでも見えるような大きな恐竜が歩いていたのかなぁ！？

パイロットのお兄さんはこれから滝が見えてくるよ～と教えてくれました。　あああああああああああああああああ！見えてきたよ見えてきたよ～ (´∀' ) / 七色の虹もかかってるよ～！

https://www.facebook.com/turismolatinojapan/videos/1073158969361627/

こんなにダイナミックな景色が見られるなんて！実はエンジェルフォールは下から見たし、仕方がないから人が集まらなかったら遊覧飛行は諦めようかな～なんて思いもよぎりましたが、（一人でチャーターは高額なので）この景色を見たらそんな考えは吹っ飛んだ。諦めなくてよかった！！！何とも言えない感動でした。

何度かエンジェルフォール上空を旋回した後、カバック村へ！眼下に見えてきました～。　鮮やかな黄緑色の芝生と小さな集落。

着陸～。いくつかの藁ぶき屋根が見えるだけでその他には何もない！海でもないのに地平線が見えてしまう感じに広々～！かやぶき屋根の向こうには大きな大きなテーブルマウンテン。真っ青な空に真っ青な山。すごく遠いはずなのにすぐ近くにそびえ立って見えます！

到着後、カバック村の英語ガイドさんと合流、入村料（？）400ボリバール・フエルテを払ってここから30分ほどのハイキングです。　途中までは屋根がないし直射日光半端ない！水、日焼け止め、帽子必須です。あちぃ～。。。

途中、小さな川を越え、急な茂みをよじ登り・・渓谷のくぼみのようなところに出た。

っとここで靴脱いで～水着着て～要らない荷物は置いて～。とガイドさん。　んん？なぜ？　濡れては困るカメラは僕がこの防水バックに預かるよ～。

そう、ここから奥は川の中を進むのです！膝まで、とかではありません。足がつかない所はどれだけ深いか分かりませんが手綱に掴まりながら、時には泳ぎながら進んでいきます。さすが渓谷の水、冷たいし流れは見た目より早いし・・　ちょっとついていくのに必死(゜o゜;)/

というわけで写真どころではありません(゜_゜;)

最大の難関は・・大きな岩と岩の間を泳いだ向こうに目的地が・・泳ぎが得意な方は大丈夫と思いますが、ここ何年も水遊び程度にしか泳いでいない私としては・・・。でもみんなはどんどん飛び込んでいく・・頑張らねば。

ロープにつかみ、岩につかまり、何とか必死に渡り切ったその先には・・ぱっかりと開いた岩の隙間から滝がふりそそぎ幻想的な世界が。

炎天下を歩いてびっしょり汗をかいていた少し前から一変、ひんやりとした岩場に滝のミスト、冷たくすごい勢いの渓谷の水に寒いくらい！！滝の下はドドドドッザバンザバンと溺れそうなほど。岩の奥にこんなところがあったとは～。テーブルマウンテンの中には無数のこのような洞窟？割れ目？があって、チャーターヘリコプターで割れ目に入っていくようなツアーもあるんですって！（怖すぎでしょ）