ペルー クスコにてストライキ及びデモ抗議 続報!
- 2008.02.08
- ペルー
クスコで予定通りストライキおよび道路封鎖が行われましたが
特に大きな被害もなく終了しました。
およそ2万5千人の住民がクスコ市内中心の通りで
デモ行進に参加しました。しかし、警察との大きな混乱もなく、
午後には収束し、16時頃には通常の路線バス等も
運行を始めたとのことです。
コリカンチャやカテドラルなどは開館していましたので、
午後から徒歩で観光に訪れるグループやFITもいたとのことです。
クスコ発着の飛行機には特に影響はありませんでした。
マチュピチュ行きのペルーレイルは予定通り運休致しました。
現地でもこのストライキに関しては大きく報道されていない模様です。
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先日ご連絡致しました、2月7日(木)、日本時間2月8日(金)
クスコでのストライキ・デモ行進についての続報です。
ペル−政府の法案:
「29164 観光促進目的の文化遺産敷地内の施設管理 法」
についてクスコ州政府、文化庁、市民団体が反対運動を行う方針
には変わりがありません。これを受け、ペル−政府がクスコ関係者
を招集して説明会を開く予定でしたが法案の撤回までクスコ関係者
がペル−政府と話さない姿勢をとりました。
万が一、法案の撤回があっても現地時間2月7日(木)に24時間の
ストライキを行うと「クスコ新聞」で報じられました。
このストライキに伴い、クスコ州でのデモ行進、道路封鎖が発生する
可能性が大きくなります。また、マチュピチュ行き列車も併せて当日
の運行中止を検討しいる模様。
その他、交通機関の支障を考え、2月7日(木)はクスコ滞在を避ける
様ご注意下さい。
よろしくお願い致します。
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[下記内容は2008年01月31日にご案内]
来る2月7日(木)、日本時間2月8日(金))にてクスコでのストライキ・
デモ行進が予定されました。
マチュピチュ遺跡などで世界的に人気高いペル−各観光地ですが、
その管理を巡ってペル−政府とクスコ文化庁の間で諸問題が発生
しております。今回は問題となっているのはペル−政府の法案:
「29164 観光促進目的の文化遺産敷地内の施設管理 法」
この法律によると現在文化庁が管理している文化遺産に関わる
施設が民営化できるという内容です。また文化遺産近郊の宿泊施設、
レストランの新規建設、増設などが認められております。
観光収入が大きな収入源であるクスコでは、このような法律に絶対
反対という姿勢であります。クスコ文化庁では観光収入の減少と遺産
の破壊に繋がる法案としてクスコ州政府の協力の元で反対運動を呼びかけ
ております。クスコ市民や色々な団体も声を上げて反対しており、
ペル−政府と対立しており、その運動の一環として2月7日にスト・
デモ行進を行います。
今後クスコ州政府がこの法律撤回を求める運動を続け、撤回が無い
場合は2月7日にスト・デモ行進が決行されます。
このスト・デモ行進が決行された場合は、現時点でスト・デモ行進に
よる影響が把握されておりませんが、考えられる影響はクスコ市内
での車両通行が困難となり、マチュピチュ遺跡を含む各観光地の
閉鎖や空港へのアクセス不可能になる可能性があります。また、各
交通機関、列車運行などの運行中止する可能性もあります。
現時点、観光地閉鎖や空港閉鎖の発表がございません。フライト
キャンセル・列車運行中止の発表もございません。しかし、現時点で
マチュピチュ行き列車の2月7日運行について正式な発表はありませんが、
本日より2月7日利用の新規予約受付が中止されております。
只今、新情報をお調べしておりますので動きがありましたら、連絡
致します。