7月14日(土)より上野 国立科学博物館にて
中米のマヤ文明とアステカ文明、南米のインカ文明
中南米に栄えた三大文明をテーマとした展示会
『インカ・マヤ・アステカ』展が開催されます。
展示品目は230品近くを予定し、そのうち210品が日本初公開となります。
この夏、世界遺産の宝庫 中南米三大文明の至宝 一挙公開!
〜失われた文明「インカ・マヤ・アステカ」の謎に迫る〜
詳細はご案内は
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〜概要〜
密林にそびえるピラミッドの王朝「ティカル」、湖上に浮かぶ都市「テノチティトラン」、
天空の都「マチュピチュ」。
この地域は『世界遺産の宝庫』として世界中の人々から注目されています。
およそ2万年前、アジアと陸続きであったアメリカ大陸は、人類進化の最後の段階で
ようやく足を踏み入れた新しい大地でした。新大陸に渡った最初の移住者たちは、
日本人と同じモンゴロイドでしたが、それ以降はアジア、ヨーロッパ、アフリカの旧大陸とは
独立して、異なる環境や歴史の過程の中、豊かな多様性を持った文明を発達させました。
農耕生活や神々への崇拝、国家の建設、数や暦の体系作りなど、旧大陸との共通点も
多く見られる一方、マヤやアステカでは鉄器を持たず、またインカでは文字を持たなかった
にもかかわらず、当時の旧大陸に劣らぬ文明を築いています。
本展は、NHKスペシャル「失われた文明 インカ・マヤ」と連動して開催するもので、
世界初公開となるマチュピチュの遺物やアンデスのミイラをはじめ、展示品のほとんどが
日本で初めて公開されます。
また、これらの貴重な品々をとおして、新大陸に生きた人々と文明の全体像を描き出し、
人類のつくりだす文明の多様性と普遍性を紹介するとともに、複雑な現代社会を人々が
生きることの意味を考えます。