ブラジル/レンソイスの魅力 その2
- 2015.02.20
- ブラジル
今回はレンソイスへの玄関口となる世界文化遺産の街“サン・ルイス”をお届けします。
ブラジル北部、大西洋に面した所にあるサン・ルイスの街。
この街はブラジル人によって築かれた街ではなく、なんとフランス人の手によって開拓されたブラジル唯一の街です。 サン・ルイスの名前もルイ13世にちなんで名づけられたとか・・・。
フランス人、ポルトガル人、オランダ人とヨーロッパ諸国の支配下を転々としたこの街は、その立地から砂糖や綿花の輸出港として繁栄するものの、徐々に衰退して行きました。
後にこの街の出身者であるサルネイ元ブラジル大統領の手によって復興プロジェクトが始まり、植民地時代の面影を残すサン・ルイス歴史地区の重要性が評価され、1997年に世界文化遺産に登録されました。
貿易によってサン・ルイスがもっとも繁栄を遂げた時代、人々は競う様にしてこの街に豪邸を建て、今も当時の面影をご覧頂く事が出来ます。
また、アズレージョと呼ばれる色とりどりのタイルで装飾された建築物の数々もサン・ルイスの特徴のひとつです。
レンソイスの大砂丘まではここから陸路で約4時間程、雄大な大自然をお楽しみ頂きながら、原住民の村に訪問する事も可能です。
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ブラジル情報: http://www.t-latino.com/south-america/brazil/index.html