アルゼンチン / ゼネラルストライキによる影響
- 2015.03.27
- アルゼンチン
国内最大の反政府系労働組合(CGT)がスト便乗を正式に決定したことにより、ゼネストに発展することがほぼ確実となりました。
所得税の課税対象最低額の引き上げ、年金の支給額引き上げ、治安およびインフレ対策を主要な争点として、様々な業種別組合がスト便乗を予告したことにより、アルゼンチン全土で日常業務全般が麻痺するのは確実と見られています。
期間は現時点で36時間(3月31日〜4月1日正午まで)のストライキになると発表されています。
現時点では、スト参加を表明している業種から以下のような影響が予想されます。
■予想される影響
・国内および近隣国行きの航空便の全面キャンセル、国際線フライトのキャンセルあるいは大幅遅延
・国内各空港における諸業務の縮小または操業停止
・旅客および貨物を搬送する鉄道の全面操業停止
・長距離バスおよび路線バスの全面操業停止
・旅客および貨物を搬送する船舶の全面操業停止
・市内地下鉄の一部あるいは全面操業停止
・観光用バス、レミース、及び個人営業を除いたタクシー会社の操業縮小・停止
・銀行の全面操業停止
・食品販売業、レストランの操業停止
現在アルゼンチンにご滞在中、また当日アルゼンチン入りのの方は、最新情報に十分ご注意ください。
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