チリ中部沖を震源とするマグニチュード7.9の地震*続報
- 2015.09.17
- チリ
現地時間、本日9月16日(水)19:55に発生しましたチリでの地震について、続報をお知らせいたします。
【死者・負傷者に関して】
政府の発表によりますと、現時点では5人の死者が確認されております。
死亡原因としましては、家屋損壊の下敷き、土砂崩れに巻き込まれた、心臓発作などです。現在も1名は行方不明、負傷者は多数、避難対象者は100万人となっております。
マグニチュード7.9と発表された後、マグニチュード8.4に修正され正式発表となったこの地震はチリ観測史上6番目に大きな地震となっております。発生後も40回以上の余震が観測されるなど、政府が被害地域に非常事態宣言を発令し、対応しております。
【津波に関して】
全国区の海岸線に津波注意報が発令され、コキンボ州、バルパライソには既に2m〜4mの波が到達しましたが、事前に避難していたため人的被害はありませんでしたが、道路や家屋に水害が出ております。
現時点で津波警報は続いておりますが、ロスラゴス地区、アイゼン地区、マゼラン地区3つの地域では解除されました。
【ライフラインに関して】
被害地域245,000世帯は停電になっております。水道には影響しておりません、通常通りです。
病院には大きな被害はありませんでしたが、海岸線に近い病院では避難命令が出されました。
【通信状況に関して】
通信状況は不安定ですが、通信可能な状況です。そのため通信会社が緊急の連絡を優先するために、通常の連絡はメール、音声メッセージなどを利用することを国民に呼びかけています。ラジオ、テレビ、インターネットには支障がありません。
【交通に関して】
サンティアゴ国際空港では一時的に乗客、職員を避難させましたが、調査結果では被害がなく、現在は通常通り運行しております。一部報道では国内線のフライトの一部にスケジュール変更があるかもしれないとの案内。
サンティアゴ市内、郊外の幹線道路、パナメリカンハイウェイなどは大きな被害はありませんが、被害地域のコキンボや周辺ラ・セレナでは被害を把握できていませんので、この地域への移動を避ける様に政府が国民に呼びかけています。特にエルキ・ハイウエイ(ロスビロス〜ラセレナ間)では335KM〜350KMの区間、エルテニエンテ橋あたりで道路が封鎖されています。その他、334KM、361KM、368KM、377KM、では土砂崩れが発生しました。
ルート5:ラリグア〜ロスモジェス間でも道路封鎖があります。
【学校に関して】
二次災害を防ぐためにサンティアゴ北部、海岸に近い場所で休校が決定しております。以下の通り:
アリカ、タラパカ、アントファガスタ、アタカマ、コキンボ、バルパライソ、サンティアゴ、オヒギンス、マウレ、ビオビオ、ラ・アラウカニア、ロスラゴス、ロスリオス、アイセン
近隣国のペルーでは国境の町タクナで小さい揺れが感じられたが、被害は出ておりません。津波の影響が心配されたリマ海岸線では一時避難命令がありましたが、現時点では解除されました。
【死者・負傷者に関して】
政府の発表によりますと、現時点では5人の死者が確認されております。
死亡原因としましては、家屋損壊の下敷き、土砂崩れに巻き込まれた、心臓発作などです。現在も1名は行方不明、負傷者は多数、避難対象者は100万人となっております。
マグニチュード7.9と発表された後、マグニチュード8.4に修正され正式発表となったこの地震はチリ観測史上6番目に大きな地震となっております。発生後も40回以上の余震が観測されるなど、政府が被害地域に非常事態宣言を発令し、対応しております。
【津波に関して】
全国区の海岸線に津波注意報が発令され、コキンボ州、バルパライソには既に2m〜4mの波が到達しましたが、事前に避難していたため人的被害はありませんでしたが、道路や家屋に水害が出ております。
現時点で津波警報は続いておりますが、ロスラゴス地区、アイゼン地区、マゼラン地区3つの地域では解除されました。
【ライフラインに関して】
被害地域245,000世帯は停電になっております。水道には影響しておりません、通常通りです。
病院には大きな被害はありませんでしたが、海岸線に近い病院では避難命令が出されました。
【通信状況に関して】
通信状況は不安定ですが、通信可能な状況です。そのため通信会社が緊急の連絡を優先するために、通常の連絡はメール、音声メッセージなどを利用することを国民に呼びかけています。ラジオ、テレビ、インターネットには支障がありません。
【交通に関して】
サンティアゴ国際空港では一時的に乗客、職員を避難させましたが、調査結果では被害がなく、現在は通常通り運行しております。一部報道では国内線のフライトの一部にスケジュール変更があるかもしれないとの案内。
サンティアゴ市内、郊外の幹線道路、パナメリカンハイウェイなどは大きな被害はありませんが、被害地域のコキンボや周辺ラ・セレナでは被害を把握できていませんので、この地域への移動を避ける様に政府が国民に呼びかけています。特にエルキ・ハイウエイ(ロスビロス〜ラセレナ間)では335KM〜350KMの区間、エルテニエンテ橋あたりで道路が封鎖されています。その他、334KM、361KM、368KM、377KM、では土砂崩れが発生しました。
ルート5:ラリグア〜ロスモジェス間でも道路封鎖があります。
【学校に関して】
二次災害を防ぐためにサンティアゴ北部、海岸に近い場所で休校が決定しております。以下の通り:
アリカ、タラパカ、アントファガスタ、アタカマ、コキンボ、バルパライソ、サンティアゴ、オヒギンス、マウレ、ビオビオ、ラ・アラウカニア、ロスラゴス、ロスリオス、アイセン
近隣国のペルーでは国境の町タクナで小さい揺れが感じられたが、被害は出ておりません。津波の影響が心配されたリマ海岸線では一時避難命令がありましたが、現時点では解除されました。